一晩あずかる理由

エンバーミングのご依頼を受けたとき、必ず一晩あずからせていただくことにしています。ご遺族には寂しい思いをさせてしまうのですが、火葬までの予定が空いていることを理由にお預かりしています。お返しするのは翌日のお昼前後。一晩経過したご遺体の状態を踏まえて、必要な処置や化粧を施します。特に傷んだご遺体の場合には大切な時間となります。同時に仕事の結果も知ることができます。

見習いの時のように、その日のうちにお返ししていた時とは違った世界が見えてきます。故人をお返しした数日後のアフターフォローも同じことがいえます。防腐状態はしっかり保たれていますが、やはりどうしても化粧の色合いが沈みくすんでしまいます。ですから、そうならないための工夫や知恵が付いていきます。

エンバーミング後の経過を知ることはとても重要です。自身が行った施術の結果を知るばかりか、反省点も出てきますので技術の向上に役立ちます。

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