家族葬 – family funeral –

もう既に社会的な認知を得ている家族葬。今では、お葬式=家族葬と思っている方もいるでしょう。では、全国的にみてどのくらいの割合で行われているのか、興味があったので鎌倉新書が調査した『「第3回お葬式に関する全国調査」アンケート結果』をみてみました。これは、2018年2月27日に同社が運営する葬儀相談・依頼サイト「いい葬儀」にて発表された内容です。

その結果、家族葬が4割弱と増加傾向にあることです。以下、その解説です。(この調査は2年ごとに行われているようです)

葬儀の種類として1番多いのは「一般葬」で53%となり、前回調査よりも-6.1ptでした。 一方、「家族葬」は38%と+6.6pt前回よりも増加しました。 直葬や火葬式が増加し、式を挙げて弔う文化の衰退を懸念する声もありますが、今回の調査では増加は見られず、家族葬など会葬者の人数を減らしても、式を挙げる人が多いという結果となりました。
また、東京都では、「直葬・火葬式」9%、「一日葬」6%、「家族葬」42%、「一般葬」43%となり、東京都の「直葬・火葬式」「家族葬」は全国平均を上回り、小規模な葬儀が選ばれていることが伺えます。

肌で感じる家族葬の割合はもっと高いと思っていましたが…。金額的な目安でいうと、幅はありますがおよそ30万円から80万円くらいだと思います。家族葬といっても会葬者数によって差異が生じます。料理や返礼品の数によるからです。また、宗教者への謝礼(お布施)を入れると金額が上がります。ですから、総額でいくらかかるのかをしっかり認識しておく必要があります。注意すべき点は、会葬者及び親族関係から頂けるお香典を踏まえて支出を考慮するか、それとも親族関係のみのお香典を踏まえて支出を考慮するかによって実際の手出しが異なります。お金のことは大事ですから、予算(いくらならだせるか)を決めてから相談するとよいでしょう。更に、お仏壇やお墓も忘れてはいけません。お葬式ばかりでなく、その後にかかるそれらも考えておく必要があるからです。

では、家族葬が増え続けている背景には次のような理由があるようです。これは『小さなお葬式・葬儀の準備のコラム/家族葬とは?家族葬が選ばれている理由やメリットについて/家族葬が選ばられている理由欄』に掲載されていたものです。

家族葬を選ぶ方が増えている理由として、家族葬は現代の価値観に合っていることが挙げられます。近年、故人が高齢で付き合いのある友人があまりいないケースが増えています。そのため参列人数は減少傾向にあり、葬儀は小規模になってきています

また、自身の葬儀に関する意識調査では、「自身のお葬式は簡素でよい」という方が86.3%、「自身のお葬式は家族だけが見守ってくれればよい」という方が64.4%という結果がでています。 (※2015年 マクロミル実施 Webアンケートより 調査数1,030件)

このことから、自分が亡くなった時には大規模な葬儀をするのではなく、気心の知れた家族や身内だけで静かに見送って欲しいと考える方が多数派であることが分かります。家族葬は、現代の価値観に合った葬儀形式であると言えます。

死亡の高年齢化による影響でしょうか、葬儀への価値観がこれまで以上に簡素化へ向わせているように思います。親が伝える「お葬式は簡素でよい」という考え方は、おそらく子供にも継承されるのでしょう。こうした状況を踏まえて、葬儀の情報が得られやすくなった昨今、業者主導からお客様主導に代わり高額なプランやオプションが選択肢から消えつつあります。今後さらに、家族葬ばかりでなく、直葬(火葬式)や一日葬の需要が増すのでしょう。

エンバーミングの仕事…、大丈夫かな!?(+_+)

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