お葬式は”ふるさと”で – At the funeral in your hometown –

地方では、人口の減少により火葬場の稼働率が下がってきた所が出てきました。首都圏のように、火葬場待ちもなく遺体安置所の増設も必要ありません。そこを逆手にとって、施設を利用してもらおうという取り組みが始まりました。

石川県では、小松市と加賀市の斎場が老朽化してきたため両市で事務組合を設立後、新たに「小松加賀斎場 さざなみ」を建設し運営しています。その小松市の市長が、東京に住む親せきの葬儀に参列した際、一週間近く待たないと火葬ができない状況に遭遇したそうです。その経験から「せめて小松市にゆかりのある方にだけでも、ふるさとに帰ってきて葬儀をしませんか」という案を事務組合に出し、2015年から取り組みをスタートしました。比較的余裕のある火葬場を活かすために「お葬式はふるさとで」といった、自治体としては珍しい取り組みを行っています。もちろん、地元の方に迷惑が掛からないようエリア内の方が優先で、エリア外の利用者には時間帯に制限をもうけているそうです。

多死社会を乗り越えるための”Uターン葬儀”は、現実的な選択肢となり得るのかもしれません。

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