遺体ホテル – Corpse Hotel –

遺体ホテルとは遺体安置所のことです。そして、遺体安置所とは検視または葬儀や埋葬(火葬)の準備などによって一時的にご遺体を保管しておく場所です。

人が亡くなるとすぐに、病院では早くベッド(または病院の霊安室)を開けるように促されます。かといって、様々な理由によって自宅に連れ帰ることができないのが実情です。自宅以外の安置場所としては、民営や公営の葬祭場や火葬場の遺体安置室や保冷庫となりますが安置できる数には限りがあって利用する場合も制限があります。年々増え続ける死亡者数に伴い、行き場のないご遺体が増える傾向にあるため安置場所を求める遺族の数は少なくありません。

そこで、ここ数年の間に民営の遺体安置所が増えてきました。

神奈川県川崎市で2014年10月から営業を開始している遺体安置所があります。地域住民の感情に配慮しながら話し合いを重ね、時にはテレビのワイドショーで取り上げられていた「遺体ホテル」です。今では様々な業種の企業からアドバイザーになって欲しいという依頼が相次いでいるそうです。それは、好むと好まざるとに関わらず、彷徨えるご遺体の受け皿として機能しているということになります。

多死社会をにらんで増えていくであろう「遺体ホテル」という名の遺体安置所。利用するにはやはり、お葬式や火葬を待つ日数分の費用が掛かります。首都圏では、火葬場不足によって遺体安置所の増設に期待を寄せたいところです。しかし、直ぐにという訳にはいきません。

可能であるならば、住み慣れた自宅にお帰りいただき安置して欲しいと願います。

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