ふるさと納税”お墓” – Furusato nozei –

ふるさと納税(“Furusato nozei” is a tax reduction given to tax payers who donate to local municipalities.)は、日本語でも新しい言葉なので、英語でも直訳の様な形になるようです。

さて、すでに皆さんご存知でしょうが、ふるさと納税とは地方自治体に2千円以上を寄付すると税金が控除される税制度で、自治体によっては返礼品等を贈ってくれます。普段、私が利用する時は、お世話になっている取引先のご当地から新鮮な海産物や果物、お肉などを目当てに寄付しています。ですから、食べ物以外の返礼品を意識したことがありませんでした。

そんな中で、長野県小諸市は今年の2月からふるさと納税の返礼品として、合葬式墓地の永代埋葬権を新設しました。反響も多く市も驚いているようです。

永代埋葬権を得ると、標高約千メートルにある市営・高峯(たかみね)聖地公園内の合葬墓に遺骨を無期限で納めることができる。宗派は問わず、掃除や修繕などの維持管理費は寄付金で賄うので不要だ。

市によると、2月20日の受け付け開始以来、長野県内や東京、青森、富山、京都などから23件の問い合わせがあった。長野市に住む夫婦は小諸市の担当者の案内で現地を訪れ、「環境が素晴らしい」と2人分48万円の寄付を決めた。70代の夫は「子どもたちは遠方に住んでいるので、墓地の管理が不安だった」と話したという。このほか東京の80代男性、長野県東御市の70代男性から申し込みがあった。

公園内の同型墓地では、これまでも小諸市外在住者の遺骨を1人7万円で受け入れてきた。24万円は割高だが、寄付の控除額が大きい高額所得者にはメリットがある。「寄付で地域に貢献したい」「ゆかりはないが、信州が好きなので」「墓地の管理で家族に迷惑をかけたくない」と検討中の人もいるという。

朝日新聞「ふるさと納税、返礼は『お墓』長野・小諸市に寄付続々」(執筆者:土屋弘)2018年5月10日16時03分

地の利を活かした取り組みに感銘を受けました。また、こうした企画を推進し実行した市は凄いなと思います。

一方、ふるさと納税によって、東京都内自治体の減収が深刻になってきているそうです。23特別区の2018年度(課税年度)の減収額は計約312億円に達する見込みで、17年度より減収が約80億円膨らむとのこと。これも競争ですから、東京都にもふさわしい取り組みを頑張っていただきたいものです。ただ単に徴収されるより、やはり!…メリットがある方にお金は動くものですから。

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